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異変の兆候察知編

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目次

STEP① 普段の生活の様子を確認する

まずは、ライフリズムナビの各種データをみて、ご入居者の普段の生活リズムを確認してみましょう。
ご入居者の体調管理をするにあたり、まずは下記のようなデータを参照してみましょう。

心拍数呼吸数

リアルタイムで表示されるデータや過去データを参照してみましょう。

ベッド上に居る間の心拍数を数値で表示します。


ベッド上に居る間の呼吸数を数値で表示します。

夜間の居室の過ごし方、生活リズム

ベッドセンサーや人感センサーなどの、過去データを参照してみましょう。

過去データグラフの見方はこちらから

睡眠時間

1日の合計睡眠時間や、入眠、中途覚醒、起床などに注目して、睡眠ログや過去データを参照しましょう。

レポートの見方はこちらから

温湿度

リアルタイムで表示されるデータや、レポートを参照してみましょう。

※温湿度センサーはオプションです。
※必要に応じてアップグレードが可能ですので、カスタマーサクセスまでお問い合わせください。
050-5526-3869 (平日10:00~18:00)

まずは各種データを見てみることで、どのようなデータがあるかを確認しましょう。

STEP② 普段のご入居者の生活リズムや心拍数呼吸数を把握する

各種データを参照することで、各ご入居者の生活リズムや心拍数呼吸数の平均値を把握しましょう。

心拍数呼吸数

睡眠時の心拍数呼吸数に注目することで、平均的な心拍数呼吸数を確認してみましょう。

過去データの詳細画面を複数日ご参照していただくことで、おおよその平均値をご確認いただくことができます。

普段の数値を把握することで、普段よりも高い、低いことから状態の変化に気づくきっかけにつながるかもしれません。

トイレの回数やリズム

ベッドセンサーや人感センサーなどのデータから、排泄の回数やリズムを把握しましょう。
ベッドセンサーであれば、夜間の中途覚醒の履歴や傾向から、トイレのリズムや頻度などを推測することが可能です。

トイレ人感センサーを導入している場合、データの履歴を参照することで、トイレの頻度やタイミングを把握することができます。

※人感センサーはオプションです。
※必要に応じてアップグレードが可能ですので、カスタマーサクセスまでお問い合わせください。
050-5526-3869 (平日10:00~18:00)

睡眠時間

過去データや睡眠ログを参照することで、普段の入眠、中途覚醒、起床のリズムや、1日の合計睡眠時間を把握することが可能です。

普段の睡眠を把握することで、いつもであれば寝ている時間に覚醒しているなどの状態変化に気づくきっかけに繋がります。

STEP③ 介護記録などのデータを照合する

ライフリズムナビのデータと合わせて、排泄記録や服薬などの情報を組み合わせることでより詳細にご入居者の情報把握に繋がります。

特定のご入居者を選定しデータを登録してみましょう。

STEP④ 普段のデータとの違いから兆候をつかむ

普段と比較して何気ない変化から、体調の変化や事故などの異変に気づくきっかけに繋がります。

「普段の心拍数よりも高い」
「いつもは寝ている時間に、体動が継続している」
「普段に比べてトイレの回数が少ない」
「いつもより部屋の温度が高い」

など、変化の予兆に気づくきっかけとして、ご入居者の普段の状況を把握しておくことが重要です。

アラート通知を活用する

アラート通知を活用することで、画面を見ていない時でも状態の変化を確認することができます。

心拍数上昇 / 低下アラート

心拍数の変化をお知らせするアラートです。
体調の変化に注意が必要なご入居者に設定してください。

温度上昇 / 低下アラート

居室内の温度の変化をお知らせするアラートです。
認知症の症状などにより、居室内の適切な温度調整が困難なご入居者に設定してください。

湿度低下アラート

居室内の湿度の変化をお知らせするアラートです。
認知症の症状などにより、居室内の適切な湿度調整が困難なご入居者に設定してください。

お看取りアラート

ベッド上でのバイタル情報を感知できなくなった場合にお知らせするアラートです。
ADLが低下し、ベッド上で過ごす時間が多いご入居者への設定を推奨します。

※食事や入浴など、ベッドから離床することがある場合にもお知らせするため注意が必要です。

アラート通知の機能も組み合わせながら、ご入居者の状態変化の確認にご活用ください。

STEP⑤ 普段の様子の違いから変化に気づいた事例

ライフリズムナビの情報で、ご入居者の体調変化の予兆をつかみ、ケアに活用した事例です。

事例① 体調不良による嘔吐への気づき

普段は入床後30分程で落ち着き入眠するが、臥床してしばらく体動が継続し、心拍呼吸も落ち着かないことから訪室。様子を確認すると、嘔吐している状態の早期発見に繋がった。

事例② 誤嚥性肺炎の早期発見

普段の心拍数は60くらいのところ、60〜80を行き来しており、普段と比べあきらかにおかしいことに気づき、その後救急搬送に繋がった。その方は誤嚥性肺炎であったことが判明した。

事例③ 夏に暖房をつけてしまう方などへの対策

夏場に暖房をつけてしまい30℃まで上昇していることを温湿度アラートの通知で気づくことができた。
夏場にエアコンをつけたがらない方など、室温が高い居室に長時間滞在することで、脱水症のリスクも高くなるので、リアルタイムの情報も見ながら意識して多めに水分摂取をしていただくことで対策をしている。

STEP⑥ データを多職種で連携する

普段の様子と変化が見られる際には、これまでのデータを多職種で連携し体調悪化の予兆がないか確認をしてみましょう。レポート画面を印刷することで、スムーズにデータを共有することが可能です。

ケアスタッフの目線だけでなく、医療職など多角的な視点でデータを見ることでより良いアプローチ方法を検討しましょう。

印刷方法はこちらをご参照ください。

まとめ

従来の目視での見守りから、ライフリズムナビでの見守りへと業務を転換することで、ご入居者の体調管理に繋がります。
ご入居者の体調変化にいち早く気づくためには、普段の生活の様子を把握していることが重要です。

ライフリズムナビでは24時間365日データを取得し続けますので、これまで蓄積されてきたデータを参照してみてください。

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